目の疲れとして具体的な自覚症状には、目がしょぼしょぼする、痛くなる、焦点があわなくなる、涙が出てくるという訴えが多いです。こうなってくると、自身は思わず指でまぶたを擦ったりして自然にマッサージをして無意識に手当てをしだします。
これはモニターを見る目が疲労を起こしている事には違いはありませんが、目だけではなく首や上半身の柔軟性が失われた事も大きく影響します。というのも、例えば目の焦点が微妙にあわなくなると、人間はモニターとの距離を数ミリから数センチ近くしたり離しながらその焦点ポイントを調整してきます。まさにビデオカメラのオートフォーカス同様に、そのピント合わせに早急に対応する能力があります。
この能力の内、比較的に目の疲労がひどくない時には、身体の姿勢をあまり変える事無く、眼そのものの能力にて調整が可能です。しかし目が疲労してくると人はもっと良い調整方法はないかと無意識にその調整方法を模索し始めます。そしてこの状態が続くと目の疲労を自身が自覚し始めてきます。
では具体的には第2段階としてどのようにそのフォーカスの調整をサポートするのでしょうか?これはみなさんが写真を撮る時などに距離をとる行為と同じく、私達はモニターと目との距離をとる事で、フォーカスをより安定したスピードで行う事をするのです。そしてその最も重要な役割を果たしているのが、頚椎のお仕事です。